虫歯の初期段階には痛みがありません。ほとんどの場合、痛みに気付いた時にはすでに症状が進行している状態です。最近では「予防歯科」を受診する患者様が増えてきていますが、予防に対する意識は、まだまだ低いといえます。
定期的なメンテナンスを行い、病気知らずの強い歯を保ち、健康的な生活を送りましょう。

歯に痛みがなくても定期的にメンテナンスを行うことは、口腔内の健康を維持するためには重要です。また、早期発見・早期治療を行えば、費用や時間の負担も最小限に抑えられます。

健康的な生活を送る上で、歯の咬み合わせはとても重要です。咬み合わせが悪いと、顔のゆがみや偏頭痛、肩こりなどの原因になり、さらに悪化すると、顎関節症を引き起こします。咬み合わせの治療では、歯列の矯正や、マウスピースのようなスプリントを作成し、咬み合わせを正常な形に調整していきます。
通常の咬み合わせ治療で治らないケースの場合、顎関節から患者様の模型を咬合器にうつしとり、本来当たってはいけない場所を模型上で確認しながら調整していきます。この調整は非常に大切で、患者様ご自身の顎関節を、本来の正常な状態に戻していく治療です。

入れ歯は、調整が大変重要です。新しく作った入れ歯でも調整がしっかりされないとあたりが出てしまいます。保険制度では入れ歯を新しくしてから6ヶ月以上経過しなければ、どの病院でも新しく作ることはできません。古い入れ歯も調整で今より良くなることも多いので一度調整してみてはいかがでしょうか?入れ歯についても誤った思い込みによってうまく使いことができない方が大勢います。「小さい入れ歯が良い入れ歯」などはその主たるものです。入れ歯に関しては、「余分なものはあまりない」と考えることが良いと思います。

→それはその大きさにしなければならない理由があることがあります。

→ばねも入れ歯を固定するための重要な役目があります。