初診時には様々な検査をします。受付で問診票を記入頂き、診療室で現在の症状等をお聞きします。その後、必要に応じて検査を行います。
検査の結果から患者様に現状を説明し、その上で治療期間、費用について相談しながら一緒に治療計画を立てていきます。 治療に関してのご要望はどんどんお聞かせください。
治療後も、歯の管理・予防に重点を置いた定期的な検診を行います。 歯科治療のゴールは生涯歯を機能させ、快適に最良の状態で維持することです。 そのためには、患者様の協力が最も大切です。 それぞれの患者様に合った検診時期をはがきでお知らせします。
虫歯とは口の中の細菌が糖分と共に「酸」を作り、その「酸」で歯が溶けてしまう病気です。口内のPH値は通常時で6.7程度なのですが、糖分の影響により5.5以下に下がった状態が続くと、歯に穴が開いてしまいます。また、虫歯は放っておくと口内で別の箇所に感染してしまうため、違和感を感じたらすぐに診察を受け、早期発見・早期治療を行うように心がけましょう。
名称 |
イメージ |
特徴 |
審美性 |
耐久性 |
アレルギー
腐食性 |
保険適用 |
銀インレー |
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・保険内で作る合金の 詰め物。
・時間が経ち、劣化すると 虫歯の原因になる。 |
× |
△ |
△ |
保険適用 |
ゴールド インレー |
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・適合が良く、 虫歯になりにくい。
・腐食性がなく、 金属アレルギーの原因に なりにくい。
・劣化しにくい。 |
○ |
◎ |
◎ |
保険
適用外 |
名称 |
イメージ |
特徴 |
審美性 |
耐久性 |
アレルギー
腐食性 |
保険適用 |
前装冠 |
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・保険内で作る前歯の 被せ物。
・時間が経つと、 色の変化がみられる。 |
△ |
△ |
△ |
保険適用 |
メタルボンド |
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・金属を使用するので 丈夫で割れにくく、
長持ち。
・天然の歯に似せて色調を 選ぶことができ、 変色しにくい。
・古くから歯科治療の 技術が確立されている。 |
○ |
◎ |
◎ |
保険
適用外 |
歯医者は、痛くて、怖いという意識をお子様に抱かせない診療を心がけています。
また、お子様だけでなく、お母様も一緒に口腔ケアができるよう、お子様の遊び場を設けています。
どの場所に居ても、お子様が見えない事のないようにしているので、安心して治療が受けられます。
生後6ヶ月を過ぎると、乳歯が生えはじめ、歯みがきが必要になります。前歯しか生えていない状態ではガーゼ等でふく程度で大丈夫です。授乳をしたら必ず歯磨きをしましょう。 ・歯磨きのコツ ●お子さんをあお向けに寝かせ、頭を膝に乗せます。
●上下のくちびるを開き、よく歯が見えるようにします。
●楽しく、やさしく、みがきます。
●とくに、歯と歯ぐきの境い目、歯と歯の間、 歯のかみ合う溝の中に、 汚れがたまりやすくなっています。
●歯ブラシは、ヘッドが小さく、毛先の短めのものを選びます。
●みがく順番を決め、みがき残しがないようにします。
上下の前歯12本と奥歯4本の乳歯が生えてきます。この時点で虫歯をもっているお子さんは少ないのですが、3歳児になると、虫歯がとても増えています。 ・気をつけてほしい点 ●甘いお菓子やジュース、清涼飲料水などは量と時間を決めましょう。
●哺乳びんは、卒業しましょう。
●むし歯がないうちに、歯科医に健診を受けましょう。
20本の乳歯が生えそろいます。また、かみ合わせがきちんとできているかの検診を受ける時期です。歯の健康や育児の方法を見直すよい時期です。 ・歯と育児を見直す ●食事の内容ととり方は適切か。
●歯のみがき方は正しいか。
●おやつや飲み物の選び方、与え方は適切か。
●規則正しい生活習慣が身についているか。
●親と子の関係はうまくいっているか。
6歳ごろになると、乳歯の奥歯のさらに奥に最初の永久歯が生えてきます。この歯は、第一大臼歯で、一番大きくかむ力が最も強い大切な歯です。また6歳ごろに生えるので「6歳臼歯」とも呼ばれています。 ・6歳臼歯は、虫歯になりやすい ●奥に生えてくるので、最初は気がつきにくい。
●歯のかみ合わせの面の溝が深く、カスがたまりやすい。
●奥に生えるので歯みがきしにくい。
●生えたての歯は、歯質が未熟なためにむし歯になりやすい。
小さめの歯ブラシを横から入れて一本みがきで、かみ合わせの面を特にていねいにみがきます。またお母さんも、仕上げみがきをしっかり手伝ってください。
当院での6歳臼歯の虫歯予防法は、まず生え方に合わせて、フッ素を塗布します。また必要があれば、フッ素入りのセメントを溝にすり込み、汚れるのを防ぎます。完全に生えたあと、セメントをはずし、樹脂をつめるシーラント治療を行います。
歯周病とは、歯垢の中の歯周病菌が原因で、歯の根を支えている骨が溶けていく病気です。放置しておくと、歯がぐらぐらになり、最後には自然に抜け落ちてしまいます。
30歳代になると歯を失う原因の1位は歯周病です。日本人の30歳代の約80%が歯周病にかかっていると言われ、35歳以上になると約70%の方が歯周病によって歯を失っているという報告もあります。定期的に検診を受けていただき、早期発見、早期治療を心がけましょう。
進行度
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イメージ
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特徴
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P1
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【歯肉炎】
健康な歯なら、歯周ポケットが0.5mm〜2mm程度ですが、歯肉炎になると3〜5mm程度になります。ブラッシング時に出血することがあります。歯肉炎は歯肉のみの炎症で、歯槽骨には異常はありません。治療方法:ブラッシングをしっかりと行い、歯石除去を行います。 |
P2
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【歯周病(軽度)】
歯周ポケットが4mm〜5mm程度になり、歯肉の炎症が進んで、歯を支えている骨の吸収が起こりはじめています。治療方法:歯肉の下にある歯石を機械的に除去します。 |
P3
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【歯周病(中程度)】
歯周ポケットが5mm〜7mm程度になり、歯を支えている骨もかなり溶けてきています。症状として、歯肉が腫れたり出血があったり歯がぐらぐらしたり嫌な臭いを感じたりします。
治療方法 : 歯周病の専門的な治療を行い、改善をはかります。 |
P4
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【歯周病(重度)】
歯周ポケットが7mm以上になり、歯を支えている骨がかなり吸収されています。症状としては、歯の根(歯根)が露出してきたり、歯がかなりぐらぐらとゆれたりします。治療方法:歯周病の専門的な治療を行い、改善をはかります。場合によっては歯を抜かなければいけません。 |
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■TBI・・・ブラッシング指導
TBIとはTooth blushing instruction、歯磨き指導のことです。
歯磨きの方法にはさまざまな種類があり、歯の位置や年齢などに合わせて磨き方を使い分けていく必要があります。
当院では、歯科衛生士によるブラッシング指導を行っております。
歯並びによってい磨き方も変わりますので、自分に合ったブラッシングを正確に出来る様、指導致します。
■スケーリング(歯石除去) 超音波機器でブラッシングでは取り除けない部分のプラークを取り除きます。
■ルートプレーニング スケーリングだけでは除去できない、歯周ポケットの奥深くに溜まった歯石などを除去します。
歯の表面がツルツルになり、プラークなどの再付着を防げます。
初期治療のみで治らない場合、骨の破壊をともなっているので、外科的治療が多くの場合必要となります。これ以上骨をなくさないように歯周をめくって、骨に悪影響を与えているばい菌の住処であるところの歯石をとりさることで進行を止めることができます。また、深い歯周ポケットを浅くすることで、ばい菌の住処を奪います。多くの場合、歯周ポケットを取り去り歯石を取ることで、歯周病は改善しますが、問題もあり、根を支える骨が元通りになるわけではありません。歯周ポケットを取っているので、根っこがむき出しになってしまいます。以上は病巣を切除することによる歯周外科手術です。確実ですが、審美的な問題が残ります。そこで、歯周ポケットを改善し、しかも歯根の歯肉も損なわずさらに、失われた骨を取り戻す方法としては、GTR法・エムドゲイン法があります。再生療法と言われる治療法ですが、保険の給付がないので、高額になるのが欠点です。
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京都府木津川市の長澤歯科医院では、虫歯・歯周病などの一般歯科や、メンテナンス、審美、ホワイトニング、歯を失った方への治療などを行っております。 |
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